2月10日 郡山市立三穂田公民館で、市民学校として気功講座の講師をいたしました。(2回目)
参加者向けに、その内容を備忘録としてまとめました。
調身法
正しい姿勢をとることは、気功において重要。
正しい姿勢を練習する以前の問題として、まずは体の歪みを修正する方法を実習する。
仰臥位(仰向けにねること)
膝を立ててつま先をそらす その反対につま先をつけて踵をあげてみる>>>どちらの動作がやりやすいかを選択する>>>例) つま先をそらす方がよりやすい場合>>>踵をつけたままつま先をそらす 力まずに反らせるところまでそらしたら、5秒その状態を保持して脱力>>>10秒休みを入れて>>>2回目へ
同様に膝を立てて、膝を左右に倒し動作を比較してやりやすい側を行う。
同様に下肢を伸ばし、踵を伸ばす動作を左右で比較して、やりやすい側を行う。
筋肉のコリをとるためのストレッチ
ストレッチをするときには、伸びにくい筋肉を伸ばそうとするわけだが、無理に伸ばそうとする努力は、「伸びない」という感覚を発生させ、かえって伸ばしにくい。
そこで、伸ばしていって限界にあたったら、左右に少し捻れ(角度)を与えると、限界と感じていた感覚が、変化してもっと伸ばせる感じになる。その感覚にのってさらに伸ばす。また限界を感じたら、角度を模索すると伸びる感覚が発生する。これを繰り返し、完全なストレッチを行う。
調身法 立ち方
腰幅に足を広げて立つ。このときにあしの裏側にそれぞれ3つのポイントを想定する。3つのポイントとは、足底で親指の付け根、小指の付け根、踵の中央である。その片側3点左右6点に、均等な体重配分になるうように立位をとる。また膝は張らずに上下のクッションが効く状態に。背骨を意識して頭からフックで吊らされているような感じの直線感をだし、やや前傾(角度として1-2度)にする。