昨晩は頭痛、発汗、下痢、嘔吐と、症状のオンパレード
久々に風邪です。
こんなときに「ああ、体が壊れた」と感じる人も多いでしょうね。
でも、別に何も壊れていません。
体が通常とは違う「防衛モード」にシステムが切り替わっているだけで、正常な反応です。
日常的に経験する多くの症状は、壊れた結果や、細菌などの敵に操れているものではなく、自発的に体がそうしているのです。積極的な対抗処置ですね。
そもそも病気になったときに、「壊れた、しまった!」と思うのと、「おお、体は正常に反応している、わが体よがんばれよ」と思うのでは、精神的な辛さも違います。
正常な反応だと思っているので、ここ20年薬を飲む機会もありませんでした。(漢方薬を除く)
薬を嫌っているわけではありません。体の自発的な反応をコントロールしようとすることは、治ることに抵抗するようなものだと思うのです。治療しているつもりで、実は敵に味方する行為といえなくもない。
薬を飲んで治しているつもりの人も、一部の例外を除き、薬のおかげなどではなく、自身の免疫で治っているのが真実でしょう。