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鍼灸師ハリポのコラムです。開業鍼灸師としての日常や、週1勤務の産婦人科での経験を。
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    自己紹介:
    開業鍼灸師として20年。治療の枠をこえ、よりよく生きるために心身のあり方について日々模索中
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    プロラクチンというのはホルモンで、乳腺に働きかけて母乳を作らせるというのが主な役目です。
    母乳を作らせるホルモンなので「催乳ホルモン」などとも言われています。

    プロラクチンは「妊娠中から産後」にその値が高くなります。これは正常な現象です。

    しかし、なんらかの原因で通常でもこのホルモンの値が高い人がいます。
    この状態を高プロラクチン血症といいます。

    高プロラクチン血症になると、生理が不順になったり、生理がなくなったりします。
    不妊症や流産を繰り返す原因にもなります。


    高プロラクチン血症の原因として甲状腺機能低下症というのがあります。
    甲状腺とは喉にあるホルモンを分泌する器官で、体の代謝を上げるような働きを担っています。

    高プロラクチン血症と甲状腺機能低下症。
    一見関係のないように見える二つがどのように関係するのでしょうか。

    その答えの鍵は、脳が甲状腺へ「もっとホルモンを出しなさい」と伝える甲状腺刺激ホルモンTRHです。
    このホルモンは同時にプロラクチンの分泌も刺激するのです。

    甲状腺に病気があり、甲状腺の機能が低下していると、甲状腺からのホルモン量が減ってしまいます。
    脳は甲状腺からホルモンをもっと出させようとして、甲状腺を刺激するホルモンをたくさん出します。
    これが同時にプロラクチンも分泌させ、高プロラクチン血症となってしまうというわけです。

     

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    「妊娠力」をテーマに新たなブログを立ち上げました。

    そちらでは、不妊、妊娠、出産に関するものを中心にまとめてゆきたいと思います。

    news.haripo.net/
    精子というと、丸みを帯びたX染色体の精子と、流線型のY染色体の精子の2種くらいしか思いつきません。
    ご存知のように、X染色体なら女の子が誕生し、Y染色体なら男の子が誕生です。


    でも、本当はそれぞれに、もっと巧妙な様々な役目があるようです。

    射精された精子は、その機能面から3つの群に分けられます。

    守備の役目を持つ精子群
    攻撃の役目を持つ精子群
    実際に卵子に向かい受精を受け持つ精子群


    守備の精子群は、今回の射精中でも比較的以前に誕生した古めの精子群で、奇型や運動能力の劣る精子群です。
    これらには腟内、あるいは、子宮頸部に堰をつくり、後から来るかもしれない「よそ者」の精子をブロックする働きがあると考えられるようです。

    攻撃の精子群は、卵子に向かう精子群を護衛するかのように振る舞い、自分の仲間の精子群と、
    あるかもしれない(よそ者の精子群)を見分ける能力があり、万一よそ者の精子がいた場合には、これを攻撃し死滅させる役目などを担っているようです。



    さて、射精された精液は、最初はドロッとして粘度が高い状態ですが、数分でさらっと液状になってきます。

    その理由としては、次の仮説が有力そうです。

    射精された精子は、古めのものから順に出てきます。
    古めのものは運動能力の低めで、最後尾に来るべき群です。
    上記でいう守備群ですね。

    そして射精最後ほど新しく元気な確率が高い。
    これは最前列にくるべき群です。

    いわば前後が逆の隊列で射精された精子が進軍に備え、理想のフォーメーションを形成するまでの時間が必要だということらしいのです。

    ここまで知って思うのは、私達が想像する以上に、「巧妙なことがおこなわれている」ということでしょう。

    話はさらに続きます。
    不妊原因の検査の中で、血糖値を検査する項目があります。

    はじめてそれを知ったときには、その理由が分かりませんでした。

    血糖値と、不妊とが、頭の中でどうしても結びつかなかったのです。

    そのときに調べてみた要点は次のようなものです。


    前提 
       多嚢胞性卵巣症候群で不妊状態
       インスリン抵抗性の高血糖    .....1)解説へ




    1 多嚢胞性卵巣症候群 PCOSの病因は卵巣内アンドロゲンの濃度が高いことにある。卵巣が過剰にアンドロゲンを生産している。

    2 血糖値を下げるホルモンであるインスリンは、卵巣にも作用して、卵巣内のアンドロゲンの生産を高める。つまりインスリンが卵巣に過剰にアンドロゲンを生産させている。

    3 治療として、グリコラン(メトフォルミン)インスリン抵抗性の高血糖の治療薬を内服すると、インスリンの濃度が改善し、卵巣内のアンドロゲンが減少。



    アンドロゲンは男性ホルモンのことです。
    女性のホルモンであるエストロゲンが卵巣で作られるとき、最初に男性ホルモンが作られて、それが女性ホルモンに変わります。
    ですから女性の中でも男性ホルモンはあるわけです。
    インスリンというホルモンは、効力の高い男性ホルモンを卵巣に作らせてしまうということなのですね。
    これにより女性の体内に男性ホルモンが増えて、様々なトラブルにつながるというわけです。



    1) インスリン抵抗性の高血糖とは、血糖値を下げるホルモンであるインスリンへの感度が落ちて、そのために血糖値がなかなか下がらず、それに対応しようと過剰にインスリンが分泌される悪循環にある状態。
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