北京オリンピックの最中です。
水泳の北島選手のニュースででてきた、小学生と交流シーンの1コマ。
「本番の前に緊張したりドキドキしたりすることはないのか?」
「ある、いつもドキドキ ばくばくする。でもそれが楽しい。それを楽しんでいる」(要約)
実感として表現できる人の生理反応というのは実はあまりバリエーションがありません。
ボーっとする
ドキドキする
冷や汗がでる
息があがる
手足が震える
尿意を感じる
鳥肌が立つ
など、本当にわずかでしょう。
重要なのは、生理的反応をどのように解釈して、どのような情動として反応しているかにあります。
ドキドキをネガティブに捉えると、動悸がするということになります。
北島選手のように、ポジティブに捉えると、この興奮が気持ちよいということになります。
病気が得意の人というのは、生理反応をいちいちネガティブに考える癖があります。
そのような人は、薬などによって生理反応をコントロールすることに偏りますが、本当はドキドキといった生理反応の解釈と、その解釈に反応するパターン(心配する、おかしいと思う、悪い出来事だと思うなど)を変える必要があることは、明らかです。
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