「治療を受けて帰宅すると、数時間後に痛みが出たり、だるくなったりしだすのですが、そういうことってありますか?」
「ええ、当院の治療では、その経過はむしろ標準です。弛緩後の反応期と言います。狙い通りの過程と考えてください。」
「ああ、やはりそうですか。さらに数時間で、それがスーッと消えてくると、それまでの症状も一緒に消えて、体がとても楽になる、....不思議な感じです。」
「体が治るって、そういう経過が必要だと思います。スイッチを切るようにパッとなくなるのではなく、必要な順序があって、それを経てよくなることが、本当に治るってことだと思います。」
「治るように工夫する」ことがいわゆる治療であって、車の板金のように、意図どおりに復元するものではないと私は考えています。