治療の後の実感として、「呼吸が楽になった」という感想があります。
特に息苦しい感じではなかったはずなのに、治療によって呼吸が楽になるというのは、呼吸運動を妨げる自覚しない身体緊張があったということです。
私自身も、疲れたり、体調が悪いと、深い呼吸ができない感じがします。
胸に緊張があって、深く呼吸できないとか、腹部に緊張があってダメだとか、パターンは様々ですが、息が痞(つか)える。
常の呼吸運動のスムーズさは、体調の第一の指標といえます。
多くの人が、「息を詰めた」状態で生活していることを自覚すらしていません。