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鍼灸師ハリポのコラムです。開業鍼灸師としての日常や、週1勤務の産婦人科での経験を。
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    自己紹介:
    開業鍼灸師として20年。治療の枠をこえ、よりよく生きるために心身のあり方について日々模索中
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    子犬のようなかわいい動物を見て「ああ、癒される~!!」と言う場合には、ほのぼのするといことを言いたいのでしょうね。

    頭皮をマッサージされて、「あああ、癒される」と言う場合には、脱力的に気持ちが良い感じということだとおもいます。

    最近の「癒される」という表現には、ほっとする、ほのぼのする、弛む、脱力するなどのニュアンスがこめられているのだと思いますが、一方で、それは小休止の一時的の現象で、体のリズムやパターンを変えるほどのインパクトは持っていないという意味も感じとれます。

    だとすれば、治療の後に「癒された~」と感想を述べられても、あまりほめ言葉とはいえないのかもしれません。私の考える癒しとは、やや意味が違います。

    深夜の番組で、オーラの泉と言う番組があります。江原さんと美輪さんが「スピリチュアルカウンセラー」としてゲストと話をする。話は霊的な話題なので、本物だとか、ペテン師だとか様々な意見もあるでしょうが、私はそんなことはどちらでも良いことだと思うのです。あのような話題を通して、今まで抱いていた人生の問題などに、なんらかのインパクトと変化のきっかけを与えられる。それが癒しである気がします。

    ところで、治療をおこなっていても、あるレベルの癒しに遭遇することがあります。

    別に何の会話をしていたわけでもありません。治療中に突然涙が溢れてくる。本人もどうして涙が出てくるのかわからないけれどどうしようもない。心のトラウマの中には、身体の緊張として記憶されているものがあるのでしょう。ただのコリではなく、たとえば感情のしこりだった緊張。治療でこれが弛みだす。すると様々な解放現象が起こる場合があるのですね。

    それをねらって治療をおこなっているわけではありませんが、様々な心身のトラブルが、良い意味で変化するためには、そのような反応が必要なケースもある。

    癒しとは、自律的におこる継続的な変化だと考えています。

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