妊娠の報告がありました。...といっても今回は不妊治療の方からではありません。
産後、臀部に痛みがあるというで来院されていた方です。
さて、この妊娠は本人にとってとても「意外」だったと言います。
なぜなら、最初の妊娠は不妊治療の末にやっと授かった経緯があるからです。
しかも、医師からは「自然妊娠は不可能」と診断され、高度生殖医療によって妊娠できたケースでした。
なのに二人目はあっさり妊娠。現実にはこのような事実が起こるのですね。
出産は、身体にに大きな変化を伴います。
その中には、子宮や卵巣の状態まで変化させるものが含まれるのでしょう。
さて、妊娠は「出産」がゴール(完結)ではありません。
出産後には妊娠以前の身体へ戻る数ヶ月の過程があります。
その数ヶ月までを広い意味での「妊娠の期間」として捉え、過程に不自然な負担を与えないようにすることがとても重要だと思います。
そうすることで、妊娠前の身体の異常などが改善する可能性も高まると考えます。
当院では産後の骨盤に注目し、歪みや引き締まり具合を改善する指導を行っています。
(同様の指導を産婦人科の病院で、出産直後の方にも行っています。)
それは単なる美容目的ではなく、上記の視点から重要と考えているからです。
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