当院は、多少説明の難しい場所にありますので、初めての方は道に迷う場合があります。
ですから、電話で説明する場合には明確なポイントを説明しています。
「○○の交差点をご存じですか?」
「はい 知っています」
「では、そちらから来た場合には、それを左折してください。左折したら信号機を数えてください。4つめの信号機をもう一度左折していただきます。」
信号機を4つ数えて曲がる。このシンプルなことができない人がいます。
迷う方は、4つ目の信号機を確認しながら、それを曲がらずに通り越すか、なぜかその手前で曲がっている。
そして、電話を入れてきます。
「迷ったのですが」
「4つめの信号は分かりませんでしたか?」
「3つ目で曲がったのです。」
「では、戻って、4つ目を曲がってください。」
「そうしてみたのですが、迷っています。」
「では、今何がみえますか?」
「4つ目の信号を通り越したところの橋がみえます」
意味不明です。
なぜ説明通りに4つ目の信号を曲がらないのでしょうか。
意図せず迷っているのではなく、あえて迷っているとしか言いようがありません。
さらに、ほとんどの場合、大幅に予約時間に遅れている。
普通に迷った人は、予約時間の直前に迷った連絡が入ります。
しかし、このタイプの人は、予約時間から10分から20分経過したころに連絡がはいります。
これまでの経験から、このタイプの人は、話の理解力や判断力が独特なのだと思います。
治療にはお互いの信頼関係が必要です。
また治療を受ける患者にも一定の能力が必要で、話の理解力なども重要な要素と言えます。
このタイプは当院として受入不可と言わざるを得ません。
PR